成果や結果を得るためにスキルはあります。
しかし、成果や結果だけに注目していては、スキルのレベルアップは出来ません。
望む結果が得られても得られなくても、プロセスなどを振り返ることで改善のヒントを得ることが出来ます。
そこで、効果的なのが、自分だけで振り返るよりも、第三者からフィードバックをもらうことです。
ところが、このフィードバックは曲者です。
フィードバックは第三者の視点を通して、本人には見えていないことを知ることが出来ます。
ところが、第三者の視点が常に相応しいとは限りません。
そこには、その人の主観が入るからです。
今レベルアップに取り組んでいるスキルを使いこなしているレベルにない人のフィードバックは的外れなこともあります。
特に、そのスキルのことを中途半端に知っている人のフィードバックには注意が必要です。
もっともらしく聞こえる評論家的なフィードバックが多いです。
ここで、レベルアップに取り組んでいる人に新たな課題が生まれます。
もらったフィードバックを見極めなくてはならないのです。
全てが採り入れる価値のあることとは限りません。
内容が厳しいとか、納得いかないなどという基準で無視してもいけません。
スキルアップのためには、フィードバックを受けることは重要で、価値があることです。
しかし、もらったフィードバックを生かすためには、フィードバックしてもらった内容を選別する力が必要なのです。
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長尾 洋介
代表 : オフィス・ビブラビ
自ら現場に入って現場力強化を支援しています。
支援する中で、ビジネススキルのスキルアップにも関わることが多くあります。
支援の現場で気づいた、成果を出すためのビジネススキルの磨き方について辛口の情報を発信します。
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