私にとって専門外の分野のプロと言われる人の仕事ぶりを見る機会がありました。
何人かと一緒だったのですが、その分野に関わっている人もいれば、私のような門外漢もいました。
仕事ぶりを見た後、一緒に見た人たちと話をしました。
当然、見せていただいたプロの仕事ぶりについてです。
専門外の私が気付いたポイントは、一緒に見た全員が気付いたことでした。
これは当然、想定していたことでした。
それでは、その分野の専門家が気付いたことは同じだったのでしょうか?
そこには違いがありました。
レベルが上がるほど、気付いたポイントは増えていました。
レベルの高い人にとっては、よりレベルの低い人が気付いたことは、新たな気付きではなく、当たり前のこともあったようです。
そしてレベルの高い人だけが気付いたことは、より低いレベルの人には気付かないだけでなく、指摘されても理解出来ないようでした。
そのレベルに達しないと見えないものがあるようです。
これは、スキルでも共通しています。
プロの凄さを感じるには、一定以上のレベルに達していることが必要です。
他人がスキルを使っている場面を見て、特に気付きがないならば、自分のレベルが低いからではないかと考える方が良いようです。
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長尾 洋介
代表 : オフィス・ビブラビ
自ら現場に入って現場力強化を支援しています。
支援する中で、ビジネススキルのスキルアップにも関わることが多くあります。
支援の現場で気づいた、成果を出すためのビジネススキルの磨き方について辛口の情報を発信します。
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