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自分で使ってみると効果が実感できます
必要最低限の知識を学んだら、いよいよ自分でスキルを使ってみる段階に入ります。
スキルの内容によりますが、研修などでは、練習問題を解いたり、演習であったり、ロールプレイングを行います。
研修などでは、比較的効果の出やすい形でスキルを使ってみるケースが提供されています。
自分自身でやってみると、知っている、分かっているレベルと使えるレベルとの差に気付けるものです。
それでも、スキルが使えた、望む効果が出たことを実感することが出来ます。
自分にも出来る、このスキルは効果がある、と感じることが、さらに上のレベルを目指す上で大切です。
初心者のレベルでは現場で効果を出すには不十分です
研修などで与えられるケースは、比較的効果の出やすいケースを選んでいる上に、講師のリードやアドバイスを受けながら行います。
現場で使える実力がついたとは言えません。
車の運転で言えば、指導員に横に座ってもらい、教習所の中で運転しているレベルです。
現実の現場では、基本的なパターンがそのまま使えるケースは少ないです。
次のレベルに到達するには、実践でスキルを使うことで練習を積むしかありません。
このレベルでとどまっているいるのが一番もったいない
時々、このレベルで、スキルが身に付いたと錯覚する人が出てきます。
自分は身に付けたと思うと、磨くことを止めるどころか、現場で使おうともしなくなります。
使わなければ、磨かれないどころか、さび付いていくのがスキルです。
現実には、このレベルにとどまっている人がほとんどです。
つまり、このレベルでは差別化につながりません。
スキルを身に付けていることが本当に価値を持つのは、もう一つ上のレベルです。
是非もう一つ上のレベルを目指して下さい。
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長尾 洋介
代表 : オフィス・ビブラビ
自ら現場に入って現場力強化を支援しています。
支援する中で、ビジネススキルのスキルアップにも関わることが多くあります。
支援の現場で気づいた、成果を出すためのビジネススキルの磨き方について辛口の情報を発信します。
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