2-1.基礎学習者


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スキルを身に付ける出発点は知ることです

どんなスキルであっても、必要な基礎知識があります。
基礎知識を学ぶ方法は様々です。
研修やセミナーなどで人から教えてもらう方法もあれば、本などで自分で勉強する方法もあります。

必要な基礎知識を見極めることが学習効果を決めます

スキルについて学び始める段階で大切なのは、必要な知識を見極めることです。
それぞれのスキルには、その背景となっている理論などを含めると、関連する情報は膨大なものになります。
その全てを理解し学ぶのは現実的ではありません。
最初の段階で大切なのは、
・スキルの全体像を把握する
・必要最低限の知識に絞り込む
ことです。
あまり細かい部分にとらわれないことが大切です。
最初はスキルの全体構造と主要な知識などの関連性を理解出来れば十分です。
もっと上のレベルに行く中で、必要に応じて基礎知識を増やす方がが効果的です。

知っていると分かっているは違います

スキルに必要な基礎知識を持っているレベルで出来ることは、このスキルに関することが話題になっている時に、話について行くことくらいです。
車の運転に例えると、車の仕組みや運転ルールなどについて説明を受けたレベルです。
現場で使おうとしても無理があります。
スキルを使うには、もっと上のレベルを目指す必要があります。
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長尾 洋介

自ら現場に入って現場力強化を支援しています。 支援する中で、ビジネススキルのスキルアップにも関わることが多くあります。 支援の現場で気づいた、成果を出すためのビジネススキルの磨き方について辛口の情報を発信します。

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