オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
失敗は誰にとっても嫌なものです。しかし、失敗との向き合い方で成長に違いがあります。
失敗すると何が起きますか?
- 人からの評価が下がる
- 恥ずかしい
- 自信を失う
いずれにしても良いことはないでしょう。
では、失敗しないようにするには、どうすれば良いでしょうか?
確実に出来ることしかしないことです。そうすれば、失敗の確率を下げることが出来ます。しかし、確実に出来ることだけをしているとどうでしょう?成長もスキルアップもありません。ビジネスのキャリアを考えると、年齢と経験と共に成長しなくてはなりません。成長しなければ、後輩などに追い越されてしまいます。これではビジネスマンとしての価値がどんどん下がってしまいます。
失敗はしないに越したことはありません。それでも、失敗の確率が高くても、出来ないことに挑戦しなくてはなりません。そうしないとスキルアップしないからです。それでも失敗は怖い。
では、失敗の確率が高くても挑戦する人は、失敗が怖くないのでしょうか?
そんなことはありません。誰でも失敗は怖いです。避けたいです。ただ、失敗との向き合い方が違うだけです。失敗は挑戦の証だと思っているのです。今出来ないことに挑戦するのですから、失敗する可能性が高いことを受け入れているのです。そして、挑戦したからこそ経験が積め、新たな学びを得て、次の機会に成功する可能性が高くなると思っているのです。決して成功する自信があるから挑戦しているのではないのです。
失敗を避けるのではなく、失敗との向き合い方が問題なのです。最近はレジリエンス、立ち直る力が注目されています。失敗すれば落ち込むでしょう。それはそれで良いのです。落ち込んだ後、失敗から学びを得れば良いのです。失敗から学ぶと言っても、二度と失敗しないようにする、というのは、良い学びではありません。今後、成功するためのヒントを得ることです。これを繰り返すことで、失敗の可能性を低くすることが出来るのです。
これを一人で出来る人もいますが、多くはいません。多くの人が失敗した時に落ち込み、挑戦する意欲を失いがちです。そこで必要なのが、挑戦を褒めてくれる人の存在です。失敗を許してくれる人の存在です。そして、失敗を振り返り、成長のために学びに生かすことを支援してくれる人がいれば、なお良いでしょう。
それは自分だけでなく、他の人も同じです。あなたが管理職であれば部下がいるでしょう。管理職でなくても、面倒を見て教える後輩がいるでしょう。部下や後輩も失敗を恐れています。そんな部下や後輩の失敗を責めていませんか?部下や後輩の成長のためには、結果にかかわらず挑戦を褒め、失敗しても責めず、失敗を学びにつなげる手助けをし、今後も挑戦するように励ますことが大切です。
あなたは挑戦していますか?
失敗と適切に向き合えていますか?
部下や後輩が挑戦出来る環境を作っていますか?
長尾 洋介
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