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仕事では結果が求められるものです。ところで仕事の過程は軽視して良いのでしょうか?
ビジネスマンは所属している会社の事業への貢献で給与をもらい、クライアントへの貢献で報酬をもらっています。そのため、貢献が不十分であれば会社からは低く評価されるか、より努力するように指導されるでしょう。クライアントからは仕事を打ち切られるでしょう。最終的にはビジネスマンは結果によって評価されます。これは厳しいですが現実です。
一方、ビジネスマン個人からすると、結果だけでなく過程や努力にも目を向け、評価して欲しいと思うでしょう。十分な結果が出ていない場合は特に。しかし、評価する側の会社やクライアントの立場から見れば言い訳でしかありません。厳しいかもしれませんが、逆の立場から見れば、当然のことです。
しかし、ビジネスマンとしての成長を考えた場合、結果だけでなく、と言うよりも結果以上に過程に目を向けることが大切です。思うような結果が出なかった時だけでなく、良い結果が得られた時も同様です。
過程に目を向け、振り返ることで、より早く、より正確に、より確実に、より高い質など、より高い結果を出すためのヒントを得ることが出来ます。レベルアップのために身に付けるべきことや強化しなくてはならないことにも気付くでしょう。
もし、あなたが管理職などで育成する立場にあれば、過程にも注目することが大切です。もちろん、結果は求めなくてはなりません。不十分な結果や貢献を許容して良いのではありません。ましてや、頑張りや努力には共感しても評価する必要はありません。この辺りは、ある意味冷徹でなくてはなりません。
ビジネスマンである限り結果は重要です。会社やクライアントにとっては、極端な言い方をすれば結果が全てです。不十分な結果に対して言い訳をしないようにしましょう。少なくとも努力を評価してもらうことを望まないようにしましょう。言い訳や努力を認めて欲しいという姿勢は悪い印象しか与えません。
一方、成長やレベルアップの観点から見れば過程の方が大切です。結果に一喜一憂しないことです。過程を振り返り、レベルアップに活用する姿勢が重要なのです。
結果も過程も大切です。そして、本当に大切なのは、今後の成長です。
あなたは真正面から結果と向き合っていますか?
過程を振り返って、レベルアップに生かしていますか?
長尾 洋介
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