オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
ビジネススキルへの関心が高いようです。あなたのスキルは他所でも通用しますか?
今、採用市場は売り手市場です。より良い条件での転職には良い時期です。そのためでしょうか、最近テレビでは転職サービス、特にハイクラス転職のコマーシャルが増えている気がします。
転職サービスのコマーシャルの中では、今までのキャリアの経験や能力を生かすことを勧めています。また、他の会社など他所でも通用するスキルを持つことが大切だと伝えています。
仕事柄、クライアントに転職して来た人と関わることが多くあります。中途採用なので、以前に他の会社で働いた経験があります。そこでは問題なく仕事をこなしてきた人ばかりです。中には、以前の会社で高い実績を上げた評価も高い人も少なくありません。
中途採用の全員が、当然、一定レベル以上のスキルや能力を持っているはずです。もちろん雇った会社も、持っているスキルや経験を生かしてもらうことを期待しています。しかし、会社から見ると期待していたような成果を出せていない人は少なくありません。そして本人から聞くと、考えていた程、貢献出来ないと感じている人がかなり多いようです。
なぜでしょうか?
スキル自体は応用が効くものです。どの業界でも、どの会社でも通用します。しかし、業界や会社、マーケットなどによって実際の使い方は違います。ある現場で通用していても、他の現場では条件に合わせて応用をしなければなりません。以前の仕事でスキルは使えていても、新しい仕事で使いこなすことが出来るかどうかは別なのです。しかし実際には、以前の通りのスキルの使い方にこだわる傾向が強い人が多いです。新しい会社の人からは、昔の癖が抜けないように見えるのです。
以前は効果的に使えていたスキルが、新しい環境では使えないという人は多いです。その原因は、スキルの基本がしっかりと身に付いていないか、応用する力が不足しているかのいずれかです。
今後は今以上に、転職が一般的になるでしょう。その中で、望むポジションを得るには、他所でも通用するスキルを身に付けることは重要です。他所でも通用するスキルと言えるには、基本を身に付けることと、応用力を付けることが大切です。
あなたのスキルは他所でも通用しますか?
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長尾 洋介
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