オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
スキルアップに取り組んでいる人は多いです。ところで、本気で取り組んでいますか?
スキルアップはビジネスマンとしての能力を上げるために必要なことです。そしてリ・スキリングが話題になっているように、常に今の時代に必要なスキルを新たに身に付けることが求められています。
スキルは飾りではなく価値のあるものです。問題や課題が解決できるなど、便利で使えるものだからです。今取り組んでいるスキルが現場で使え、効率が上がったり、成果が出ることにつながるのであれば、そのスキル習得に取り組む必要性を感じることができるでしょう。そして本気で取り組む気持ちになれるでしょう。身に付けたスキルを使って問題や課題が解決できたり、効率良く業務をこなしたり、成果を出すことができれば、周囲からも評価されるでしょう。
もちろんスキルを身につけるには投資が必要です。お金、時間、労力をかけなくてはなりません。今の若い世代はタイパ、コスパを重視する傾向が強いと言われています。しかし、今の仕事に必要なことを、最小限のお金と時間と労力で身に付けたいと思うのは、以前の人も同じです。時代は変わっても人は誰でも効率を求めます。
ただし将来を見据えると、スキルは今の業務に必要なものだけを修得すれば良いわけではありません。次のステージ、今後のキャリアの展開に必要なスキルもあります。
実際、必要に迫られていない、今の業務に直接必要でないスキルの習得に取り組むのは簡単なことではありません。今の業務に必要なことで学ばなくてはならないこともあるでしょう。日々仕事も忙しいでしょう。仕事以外のプライベートでしたいことがあるでしょう。今の仕事に必要ないものは取り組む気持ちになれないものです。取り組む方が良いと思っても後回しにしがちでしょう。
しかし、ビジネスマンは担当する業務もポジションも常に変化していきます。業務やポジションが違えば、持っていることが求められるスキルも変わります。もし、自分が将来任されるであろう業務やポジション、自分がしたい業務やなりたいポジションがあるのならば、そのために必要なスキルを持っている方が圧倒的に有利です。実際に特定の業務を任されたり、特定のポジションを得るのはそのために必要なものを持っている人です。
今の採用市場は超売り手市場です。その一方、早期退職の募集も増えています。ジョブ型雇用も進むでしょう。必要な知識やスキルを持っている人は優遇され、持っていない人は仕事を得るのが難しいか、仕事を得られても評価は低く、待遇は良くないでしょう。
いわゆる意識高い系でなくても、上昇志向が強くなくても、ビジネスマンとして生き抜くためには、今必要でなくても、将来必要とされる可能性のあるスキルの習得に取り組まなくてはなりません。しかも本気で。それだけ厳しい時代になると考えています。
あなたは今必要でないけれど将来必要とされるスキル取得に本気で取り組んでいますか?
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長尾 洋介

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